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  • 2人~5人
  • 60分前後
  • 12歳~
  • 2000年~

指輪物語:ボードゲーム稲妻老人さんのレビュー

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3年弱前

ロードオブザリングのゲームは星の数ほど出ていますが、これは協力型のゲームです。

そして、原作を知らないと恐らくつまらないと感じる事でしょう。

小説あるいは映画を見る事をお勧め致します。

そして、できれば映画を見る事をお勧め致します。

それはカードのイラストが映画にインスパイアされているからです。


 「今さら映画も小説も見たくないなぁ」


という方は、ルールブックの巻末にロードオブザリングのあらすじがびっしりと書いてあります。

せめて、ここくらいは読んでからゲームにとりかかって下さい。

ゲームに対する意気込みや、究極の選択をする時の焦燥感、滅びの山へ無事に指輪を捨てた時の達成感が全く違うものとなる事請け合いです。


このゲームの目的は中つ国の平和を取り戻す為に唯一の指輪をモルドールの滅びの山へと捨てる事です。

ではちょっとゲーム版を見てみましょう。


上のボードがマスターボードで、下のボードが最初のシナリオボードである「モリア」です。

このマスターボード上のラインの事を誘惑ラインと呼んでいます。

ちょっと見づらくてすみません。

このマスターボードの左側に見えるのがホビット達で、右端に見えるのがサウロン様です。

この間の距離は15マスとなっています。

様々なイベント等でホビット達は悪に誘惑され(マスを右側へと進む)、サウロン様はホビット達を取り込む為に、左側へと進みます。

基本ルールではサウロン様の初期位置は12となっているのですが、慣れるまでは15の位置で始める事を特にお勧め致します。

というのもサウロン様は意外と足が速いのです。

そして双方が歩み寄る為、割とすぐに悪に魅了されてしまいます。

誘惑ライン上でサウロン様と同じマスに止まるか、サウロン様に追い抜かれたホビットは闇の力に捕らわれたとして、ただちにゲームから除外されます。


ゲームはモリア、ヘルム峡谷、シェロブの巣、そしてモルドールへと続きます。

ではモリアのシナリオボードをちょっとだけ拡大したものを見てみましょう。

左の四角いマスはイベントボックスといい、イベントが発生した場合には、さらに下のボックスへとマーカーを移動させます。

最初は何も起きていませんので、モリアと書かれた脇の位置にイベントマーカーを置いておいて下さい。


通常、シナリオボードには、行動ラインというものが4つあり、その中の1つがメインの行動ラインとなり、

この行動ラインを最後まで誰かが到達したらそのシナリオボードはクリアした事になります。

また、各プレイヤーの最初にイベントタイルを引けるのですが、その結果によりイベントボックスのマーカーがさらに下に移動する事があります。

そして、最後のイベントボックスの内容が終了した時もシナリオボードは終了となります。


メインの行動ラインは数値が書かれているものがそれに当たります。

モリアの場合には、「戦闘」の行動ラインがメインの行動ラインになります。

行動ラインにはこの他に「隠密」、「旅」、「友情」があります。

ただし、モリアだけは「友情」の行動ラインはありません。

各行動ラインは見て頂ければ分かると思うのですが、「戦闘」は武器のマークの行動ラインに、

「隠密」は森のマークの行動ラインに、「旅」は歩いているマークの行動ラインに、「友情」は握手しているマークが行動ラインになります。

各行動ラインをどのように進むかは、各プレイヤーの持っているカードと方針次第です。

カードには行動ラインのマークが書いてあり、これを出す事で行動ラインを進む事が出来ます。

カードは2枚まで1度に使用出来ます。

例えば隠密2のカードと戦闘2のカードを出した場合、それぞれの行動ラインを2つ移動させます。

そして、その途中にあった全ての事象を起こします。


カードやその他リソース、仲間のカードを得るにはなるべくシナリオボード上にいるのが良いのですが、そうすると必然的に良くない事が起きる確率も上がります。


各ホビットの特徴や所持カードの状況、イベントの進行状況を鑑みて、みんなで協力して滅びの山を目指してみて下さい。


難易度は私見ですが意外と高いかもしれません。

それだけにサウロン様を打倒出来た時の喜びはひとしおです。

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稲妻老人
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