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  • 3人~4人
  • 20分~40分
  • 2013年~

ヒロインズ×ロワイヤル メモリーズびーている / btailさんのレビュー

109名
2名
0
1年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

プレイヤーはギャルゲーのヒロインとなり、競り形式で女子力を振り撒いて主人公をおびき寄せて自分を攻略させるゲーム「ヒロインズ×ロワイヤル メモリーズ」を紹介します。

自分のイベントCGをたくさん表示させて好感度を上げたら勝ち。他プレイヤーとの共同戦線や戦線離脱タイミングの見計らいなんかもある意外と硬派なゲームです。

主人公(ヤツ)を競り落とせ!

本作では「女子力」を使い、主人公がどの場所に登場するかの競りを行います。充満する女子の気配に主人公が引き寄せられる訳ですね。いいのかそれで。

 本作の競りは 同時オープン形式でヒロインの登場場所を決定 → 競り上げ式で女子力を入札 という流れ。特徴的なのはプレイヤーごとではなく場所ごとで競りを行うこと。同じ場所に登場したヒロインは共同で入札を行うことになります。一時的な共闘っぽい感じですね。

この一時的共闘による多対一は簡単に覆せるものではありません。でもイベントCGにはヒロイン1人でないと獲得できないものもあるんですよね。さらにオークション不参加の代わりに資源を回復する「休憩」という選択肢もあり、ヒロイン登場場所の決定時の読み合いを深いものにしています。

イベントCGを表示させろ!

ギャルゲーの登場人物たる本作の各ヒロインの目標は「主人公に自分を攻略させて自分のイベントCGを表示させる」という尖ったもの。このキャラごとのイベントCGは個人目標として機能しています。

各イベントCGには「主人公と校内のどこで会うと獲得できるか」「何人以下で主人公と会うと獲得できるか」が設定されてます。これが個人目標になる感じですね。 

このイベントCGの獲得条件や獲得時の効果(好感度獲得、体力・女子力の消費や回復)は、各ヒロインの個性の表現にもなっています。取得条件が厳しいが素点が高い転校生、取得で屋外での女子力回復能力が身に付く運動部、取得条件がめっちゃ緩い代わりに取得時の女子力ペナがきついドジっ娘などなど。 

ヒロイン達には裏がある

本作のヒロインは「幼馴染」「ツンデレ」などの表の顔と「ヤンデレ」「ヤンキー」などの裏の顔を持っています。 

表の顔では↑で紹介したイベントCGのほか、体力、女子力の2つの能力の初期値が決まります。

体力が校内に登場するための資源、女子力がオークションの入札や支払い用の資源として使用します。ちょっとヒネってあって面白い。ヒロインたちは体力を使って校内を駆け回り、女子力を振りまいて主人公くんを誘因する…ってことなのですが。

各ヒロインの個性は、体力&女子力の初期値や回復しやすさ、失いやすさで表現されてます。休憩しまくると初期値を超えて回復できたりしてキャラ個性的にどうなの?とも思いますが、このゲームは回復がシビアなのでけっきょく最後まで初期値に縛られる感じになったり。

一方、裏の顔では各ヒロインのスキル(使い切り固有能力)が決まります。

この「裏の顔」のスキルはカードプレイによる使い切りの効果(主に妨害)。カードをプレイするまでは裏の顔も能力も秘匿情報ということでちょっとした正体隠匿感もあります。そしてこのスキルと表の顔のイベントCGや状況が揃うとヒドいコンボが発生することも…。

実際に発生したヒドいコンボ1。
「敢えて体力切れで『病弱』のCG取得して体力ペナ無効化!さらに『裏表なし』のスキルで体力・女子力を超回復!」
「めっちゃ元気じゃねーか!どこが『裏表のない病弱少女』じゃい!」

実際に発生したヒドいコンボ2。
「『小悪魔』のスキルで低得点のノーマルイベントCGを生け贄に『転校生』のスペシャルイベントCGを特殊召喚!」
「やめてくださいCG素点が高い転校生でそれをされるとしんでしまいます」
※実際この回のプレイでは転校生が勝利。 

まとめ

ヒロインズ×ロワイヤル メモリーズ、突飛なフレーバーながら競り×バッティングにときどき半協力、さらに競り不参加によるリソース管理など意外と硬い駆け引きができて面白いゲームです。2013ゲムマ秋初出と少し前のゲームですが、古さを感じません。

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Sato39
Bluebear
びーている / btail
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