ユーロゲーマー向けにデザインされたウォーゲーム
タイトルになっている「アンドーンテッド」とは「不屈」、ノルマンディーは第二次世界大戦中に連合軍によって1944年に行われたノルマンディー上陸作戦による激戦地となった地名です。プラスとはオリジナル版では追加モジュールとして発売されたソロルールや戦車などが登場する戦闘車輌のルールが第1作目に同梱されていることを表します。
プレイヤーは、アメリカ軍かドイツ軍で、10人から50人程度の兵士を率いる歩兵小隊長の役割を担います。
イメージとしては、ドラマ「コンバット!」や「バンド・オブ・ブラザース」に登場する小隊長の役割といったところでしょうか。少人数の兵士同士の戦闘を扱っているという点では、例えば、PCゲームのウォーゲームとして有名な「信長の野望」や「三国志」「大戦略」といったゲームとも扱っている戦闘の規模が全く異なると言えます。
小隊にはシナリオによって定められた様々なシチュエーションや目的により命令が与えられます。曰く「ある地点の確保」「敵勢力の偵察」「敵の制圧」などなどです。小隊は復数の分隊に分かれており、分隊はさらに「偵察班」「小銃班」「機関銃班」などに分かれています。シナリオによってはこれに「迫撃砲班」や「狙撃兵」が増援として追加されたり、場合によれば戦車などの戦闘車両が復数両支援してくれるかもしれません。
様々な地形が描かれたタイルを組み合わせることで様々な地理的なシチュエーションが表されます。各班は円形のユニットで表されます。プレイヤーはカードをドローし、デッキを構築し、カードを用いて兵士たち(班)に命令を与えます。未踏査エリアを偵察しつつ、敵兵士たちと接触すると戦闘になるかもしれません。戦闘の際には地形効果が影響し、より隠れやすい地形から射撃をしたほうが有利です。
こう書いていると難しそうに見えますが、そんなことはありません。軍事知識は不要ですし、またルール内に専門用語なども登場しません。平易な言葉で書かれています。ウォーゲームといった言葉も登場しませんし、ウォーゲームの知識がなければ勝てないということもありません。
確かに小部隊の歩兵戦術の考え方の知識があると、シナリオをクリアしやすいかもしれません。ということは、正確な軍事知識にもとづいて作られたゲームという証左でもあると思います。
- 80興味あり
- 73経験あり
- 28お気に入り
- 113持ってる
舞台の時代背景 | |
---|---|
地域や文化圏など | |
ゲームの基本目的 | |
その他のコンセプト |
運・確率 | 12 | |
---|---|---|
戦略・判断力 | 13 | |
交渉・立ち回り | 0 | |
心理戦・ブラフ | 2 | |
攻防・戦闘 | 13 | |
アート・外見 | 4 |
レビュー 2件
リプレイ 0件
戦略やコツ 0件
ルール/インスト 2件
掲示板 0件
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